ダンジョン飯第26話 炎竜4のネタバレ感想と考察。ファリンはどこ? ライオスたちの必死の捜索。

炎竜の胃

スポンサーリンク

第26話 炎竜4

炎竜から受けたダメージの回復。炎竜の死骸の中でファリンを探す。
扉の前で耳を澄ますライオス。

「ライオス兄ちゃん」
猫を抱いたファリン。
「父さんの部屋の前で何してるの?」

「しっ おいで」

ライオスとファリンは部屋の中の会話を盗み聞きしている。

「女房も見たって言うんだ」
「生者を妬んで襲うに違いない」
「金を出し合い街から呪術師を雇うべきだ!」
「だがそんな金……」
「呪術師は信用できん」

「墓場に幽霊が出るんだって」
「身に行こ」窓から外に出るライオス。
「幽霊なんてはじめてだ」

ファリンがついて来ようとする。

「付いてきたら危ないぞ」
幼年期のライオスとファリン
犬がライオスに向かって吠えながらじゃれてくる。

「うわ! しーっ」

犬がライオスの顔を舐めている。
その姿を家の中から窓越しに見つける大人。
「待てライオス!」

「走れっ」
ファリンの手を引いて走るライオス。

ライオスとファリンは棒きれを持って墓に行く。

冒険は子供の本能だよなぁ。

危ないことだと分かっていてもそれを上回る好奇心が子供を突き動かす。

ライオスはもちろんだが、ファリンがかわいい。

お兄ちゃんについていく様子がなんともいじらしい。

このくらいの歳の兄妹ってこんな感じだよね。

「大丈夫だって」ライオスはファリンに腕を絡まれながら言う。
「あんまりくっつくと歩きづらいだろ」ファリンを引き離す。

墓の中で佇む2人。

「虫一匹いないな」
手を引いて帰ろうとするライオス。
「帰ろうファリン」

「兄ちゃん……」
ライオスの遥か背後から聴こえるファリンの声。

ライオスが手を引いていたのは悪霊だった。

「兄ちゃん! 兄ちゃんっ」
ファリンが叫ぶ。
ライオス
襲われるライオス。

うおお。

ホラーかよ。

思ったよりリアルで怖い霊でびびった。

こんなの子供は怯えるばかりで何もできないだろう。

(冷たい)(息ができない)
「ファリン」
「逃げ……」

「ライオスーっ」
馬に乗った人と犬が近づいてくる。

ヒューッヒューと笛を鳴らすようなライオスの吐息。
涙と鼻水と涎にまみれる。

「兄ちゃんを……」ファリン、ライオスの持っていた棒きれを拾う。
「放せーっ」

ライオスを捕えている悪霊を殴りつけるファリン。
悪霊に当たらずライオスの額にクリーンヒットする。

ファリン何してるんだよ(笑)。

こりゃまた見事に額にヒットさせたなぁ。





スポンサーリンク

駆けつけた村の人が見守る。

ファリンが棒きれを墓に向けて突きつける。

「そこのお墓のひと」
「指輪が魂を縛ってる」
ファリン
「とってあげて」
「霊は解放される」

ファリンの顔付きが違う。

どういうことだ。

秘めた力があるということなのか?

「指輪?」ライオスを抱く父らしき人。
「一体……」

「これ……先日死んだオルマンの墓だ」墓石に触れながら言う村人。
「生前よく自慢してた」
「エルフから金の指輪を買ったと」

「なぜそんなことを?」
「あの子供は」ファリンを恐れるような村人たちの視線。

ファリンを馬に乗せ、ライオスは背負われて村に帰る。

もはや除霊師だな。生来の才能。

ライオスのベッドに腰かけるファリン。
「私何か悪いことした?」

「すごいことだよ」慰めるように言うライオス。
「ファリン お前は霊術の才能があるんだ」
「気にすんな」
「大人は魔法が怖いもんだ」

「ファリンはちゃんと魔法を勉強したらいい」
ライオス、ベッドに寝転がる。
「仕事に困らないぞ」

「そうだな」
考えるライオス。
「司祭とか? 墓守とか」
「旅の除霊師ってのも面白そうだな」

「ふふっ」笑うファリン。

「外国を渡り歩いて……」
「困ってる人を助けるんだ」

「うわあ楽しそう」
「そしたら兄ちゃんも一緒に来てくれる?」

「もっちろん」

「どんな国に行ってみたい?」

「うーん海が見たいな」
「あ!砂漠でもいい!」

「砂漠には喋る犬の国があるらしい」

「うわーっ絶対行きたい!」足をバタつかせるファリン。

「でも」

大人になったファリン。
「もう一緒には行かないほうがいいかもしれないね」
ファリン
「ファリン? どうして……」

ライオスから離れていくファリン。
「気にしなくていいの」

「さよならライオス兄さん」

仲睦まじい様子。見ていてうれしくなるようなやり取り。

ライオスはファリンのことが本当に好きなんだなぁ。

でもどんどんファリンの姿が遠くなっていく心象風景に悲しみが滲む。

飛び起きるライオス。

「ライオス? 大丈夫?」
ライオスの傷口を布で縛っているマルシル。

「ひとまず止血だけでもしとくから」
「もう少しだけ我慢してね」

「私ふたりを探してくる」
「あと足も」

取り残されたライオス。

仰向けなるライオス。
(気にしないで か)
(そんな悲しいこと言うなよ)

(絶対に連れて帰るからな)
ライオス、目を閉じて胸に手を当てる。

片足をもがれるくらいの激戦の末に勝利したけど、それを悲しむより、勝利に安堵するより、大切なのはファリンの安否だよな。





スポンサーリンク

「おーいチルチャック――」
「センシ――?」

「うぐ……」瓦礫の下から声がする。

「いたあー」瓦礫に駆け寄るマルシル。
「よかった 大丈夫……」
「…じゃないよね」マルシル、センシの体から瓦礫をどかす。

「私も防御魔法もっと練習しなきゃな」
マルシル、仰向けにしたチルチャックの額に手を当てる。
「わーたんこぶふたつも」

「ま……破裂してないだけ上出来だ」とセンシ。

マルシル、チルチャックに治癒呪文を唱える。

跳ね起きるチルチャック。

「――痛っっっ……」
頭を抱えるチルチャック。
「てええええええええ」

「余計苦しんでないか?」センシがマルシルに問う。

「大怪我を短時間で治すと回復痛がね……」
「大丈夫! ちゃんと治ってる証だから!」
マルシル、笑いながら言う。
「じゃ次はセンシ」

筋肉痛みたいなものかな。

痛そうなチルチャック。

回復させるといっても痛みはあるんだな。

多分癒し手によっては痛みを感じさせないように出来るんだろう。

設定が面白い。

震えるセンシ。
「わしはいいっ」
「自分で治す!」

「何か月もかかるの」

「ファリンは回復魔法が得意だったけど」
「でも私だって」

「早さには自信があるの」ファリン、治療を施そうとする。

「そ それが痛みの原因ではな――」

ギャアアアア

折れた骨が定位置に戻る痛みに叫ぶセンシ。

センシ痛そう(笑)。

センシがたじろぐ場面は貴重だと思う。

炎竜の目玉を探るチルチャック。

「本当にこの中にあるのか」炎竜の口を指さすセンシ。

「痙攣で飲み込んでなければね」答えるマルシル。

センシ、口の中に入ると奥歯のあたりに切断されたライオスの足を発見する。
「あったぞ」マルシルに向けて足を投げるセンシ。

「うえマジだよ」とチルチャック。
「アイツやっぱおかしいな」

こら、とチルチャックを制するマルシル。
「おかげで勝てたんだから感謝しないと」

マルシルはいいやつだ。

チルチャックも冗談で言ったんだろうけどね。

本当に激闘だったことが分かる。

「ライオース」切断した足をライオスに持って行くマルシル。
「ほら足出して」

マルシル、呪文を詠唱して切断された足とライオスの足の切断面をくっつける。

「くっついた」にこりとマルシル。
マルシル
「足の中がかゆい」ライオス、足を抱える。

「回復痛回復痛」と即答するマルシル。

かゆいのはやだなぁ。

でも実際傷口が治るときってかゆくなる。

それの辛いバージョンだと考えるとやはり回復呪文って都合のいいものじゃないんだな。

リアルな設定がイイネ。





スポンサーリンク

「よくやったなライオス」ライオスとマルシルに近づいていくセンシ。
「本当に炎竜を倒しおった」

「みんなのおかげだ」ライオスが言う。
「誰ひとり欠けてもこの勝ちはなかった」

「一時はどうなることかと思ったけど」とマルシル。

「さすがに肝が冷えた」とセンシ。

「想定が少し甘かったな」とライオス。

「ま 勝てりゃいーんだ勝てりゃ」とチルチャック。
「ただ……ほれライオス」

「ケン助」チルチャックからケン助を渡されるライオス。

「その件についてはまだ許してないからな」ジト目のチルチャック。
「あとでゆっくり話をさせろ」

「はい……」
ライオスとチルチャック
何を言ってるんだろう?という顔のマルシル。

マルシルはケン助の真相を知らないんだっけ。

隠していると知られた時にマルシルのショックがデカイような……。

この勝利はみんなのものと言えるライオスだから根本的な信頼を失うことはないだろうけど。

「さて……」

炎竜の死骸を前にするライオス一同。

「腹の中身を確認してみよう」ライオスが足を搔きながら言う。
「胃はこのあたりか」
「包丁を借りるよ」炎竜の腹を裂く。

「分厚い皮膚……」とマルシル。

「これじゃ包丁で戦っても皮下脂肪にすら届かない訳だ」とライオス。
「しかし胃にたどり着くまでひと仕事だな」

「発破かけてみる?」ライオスに問うマルシル。

「竜もさすがに内臓は他の生き物と同じだ」
「少しづつ肉を掘りながら進もう

硬いものに突き当たるライオス。
「肋骨だ」
「少し迂回して掘り進めよう」

「暗いな ランタンをつけるか」とセンシ。

「火はだめだ」
「マルシル明かりを」

マルシル、杖から光のボールを放つ。

「熱……」掘り進めるのに疲れた様子のライオス。

「炭鉱で働いていた時代を思い出すな……」過去を思い出すセンシ。

「ん!」何かに突き当たる。
「これは……肝臓か?」ライオス、目の前の臓器を見ながら言う。
「ならば胃もかなり近いはず……」

「胃袋だ!」

「いったん外に出そう」

胃を引きずり出す一行。

ついに飲み込まれたファリンの安否が分かる。

緊張の瞬間。

「よし開くぞ……」ライオスが胃にナイフを突き立て切り開いていく。

「あっ」一同が声を上げる。

「空……」ライオスがぼうぜんと言う。

炎竜の胃

どういうこと?

既に消化されたのか?

それしかないわな。





スポンサーリンク

ふらつくマルシル。
「そんな……」
「違う竜なんじゃないの?」ライオスに尋ねる。

「それはない」即答するライオス。
「目の上の傷は確かにあの時の竜と同じものだ」
「縄張り意識の強い雄がこんな近くに何匹もいるとは考えにくいし」

「オスなのか」とセンシ。

「念のため腸もさらってみよう」

「ほ 骨の一片も残ってないなんて」
愕然とするマルシル。
「急いで糞を探さなきゃ……」

「不眠で動き続けたことで消化が進んだか……」
はっ何かに気づくライオス。「そうか……」
掘り進めた炎竜の穴に入り、何かを引きずり出し、切り開く。

「う……!?」鼻をつまむチルチャック。

「何これ?」

「毛や骨の塊だよ」
「獲物を丸呑みする動物の一部は消化しにくい物をまとめて吐き出すんだ」
「炎竜はそれを吐き出さず炎の息の燃料にする」
「この黒い毛は何匹か魔狼を食ってるな……それに」
ライオスが長い毛を拾い上げる。

「か 髪の毛……」とマルシル。
「それって……!」

ぎゃああ。

リアル。現実は残酷、というより当然の結果なんだなこれは。

飲み込まれて何日も無事でいられるはずがない。

しかしショックだ~……。

「ほぐしてみよう」
「人骨が混じっているかもしれない」

ほぐして桶で洗う作業が続く。

魔狼の骨や牙を並べていく。

「なあこの棒って」棒を手にして言うチルチャック。

ぎょっとするマルシル。
「ちょっとライオス」
「この杖……!」

何かを見つけた様子のライオス。
「ふぁ……」
頭蓋骨を掲げる。
「ファリン……?」

ファリンの頭蓋骨

ぐあーー。最悪の結果。

頭蓋骨リアル過ぎるだろ。

そもそもマジでファリンなのか? 信じられない。

飲み込まれたからには消化されるのは自然な流れ。

しかしこれがファリンだったとしたら死んでいることのショックはでかい。

ここまでせっかく苦労してやって来て、難敵の炎竜を斃したというのに。

さてここからどうなる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA