ダンジョン飯 第21話 大ガエル ネタバレ 考察 感想

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第24話 大ガエル

階段を降りようとするも触れたら爛れる大量のテンタクルスと舌が厄介な大ガエルの群れ。どうなる。
タンク夫妻、その孫、ナマリ達と別れたライオス一行。
城壁の中に、地下へと下る階段を見つける。

道を間違えていないかという問いに、地図を手にこの階段だと答えるライオス。
下れば地下五階でオークの集落近くに出ると地図からは読み取れると言う。

「ここをどうやって下れと?」と下りの螺旋階段にびっしりとにょろにょろした植物が生え、覆っている。

「すごいな あらゆる種類のテンタクルスが生えてる」

オークたちに騙されたな、とライオスに言うチルチャック。
丁寧な嫌がらせだと続ける。

「そうかな? 集落に繋がる道だ」決して同調しないライオス。
「近寄らせないという点ではうってつけだろう」

楽観的なライオス。明るくて、リーダーとして頼りがいがある。

このパーティは良いチームだと思う。

「少し進んでみよう」ケン助を抜いてテンタクルスを切りつつ降りていく。

「手間と時間考えたら迂回した方が早い気がするけど……」と心配顔のマルシル。
はあ、とため息をつきつつ、トンと壁に体をつける。

「マルシルあんまり壁に近づくな」チルチャックがマルシルの持つ杖をぐいと引いてマルシルを壁から離す。

その瞬間マルシルのもたれていた壁の位置から、ぐわ、とテンタクルスが飛び出る。

そのテンタクルスを親指で指しながら「こいつらは壁の中に体を隠す」と解説を始めるチルチャック。
「テンタクルスがたくさんいる場所はそれだけ空洞がある」

それはすなわち、罠や仕掛けの空洞にテンタクルスが存在していることが多いことを意味しているという。

折角の仕掛けも圧迫して壊されてしまうし、宝箱の上に生えてしまう。

おまけに罠と連動して悪さを行うという。

「ぜひ滅びてほしい魔物だよミミックの次に」怒りをにじませながら言うチルチャック。

それを聞いていたライオス。
「俺は好きだなぁ」
「色んなのがいて見てて飽きない」

「みるだけなら大半の魔物は無害だ」即応するチルチャック。

ライオスの魔物愛が怖い。マルシルにサイコパスだって言われていたけど学者に向いているかもしれない。

「確かに刺胞さえなんとかなれば女性に人気が出そう」

(最低だ)完全にライオスの発想に引いているチルチャック。

ごめん。やっぱサイコパスだ(笑)。

「――さて もう結構進んだかな」下を覗き込むライオス。

底が見えないことから、まだまだ先が長いことを理解する。

「おかしい オークたちもここを通って3階へ来たはず」
「一体どうやってこんな場所を」

ケン助が震えている。

カサ

わずかな音にいち早く気づくチルチャック。
「なんかいる」
「気を付けろ」

パアン

ライオスの持っているケン助向けて何かが当たって来る。

ライオスの手元からケン助が消える。

「なんだ……?」

「ウンディーネ……?」

驚愕の表情を浮かべるライオス。

ケン助に向かって飛んできた何かの方向を見るライオス。
「け……」

「ケン助―――――」

そこにはテンタクルスに掴まったカエル。

舌の粘着力でケン助を貼り付けていライオスから奪っていた。

「うわっ大ガエルだ」

「うえぇ気持ちわる」

ぺっ

大ガエルはケン助を舌の拘束から解放し、螺旋階段の中央の空間から真下に落とす。

「ああ――マジか――」叫ぶライオス。

階下を見て泣いている。

メインウェポンが無くなってしまった。

RPGだとかなり致命的な状況だけど大丈夫なのか?





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「任せて!」マルシルは大ガエルに向けて杖を振りかざし、短く詠唱して魔法を発動する。

大ガエルの顔に爆発魔法が当たり、そのまま上から落ちてくる。

落ちてくる大ガエルに目を奪われたマルシル。

「ッし!」喜んでいると、その油断をついたのか、杖に向けて他の大ガエルの舌が伸びてきている。

気づかないマルシルはライオスと同じく武器である杖を奪われる。

「あ――」

ケン助と同じ要領で階下に捨てられる杖。

「いや――っアンブロシア――!!」

(そんな名前が……)

ライオスと同じで名前をつけるほど愛着があったということか。

かっこよく大ガエルを倒したけど、ライオスと同じく武器を奪われてしまった。

バッとライオス一行を目がけて飛んでくる大ガエルの群れ。

「ぬん!」センシが先頭の大ガエルの頭を斧で一刀両断する。

「センシうしろ!」

背後の大ガエルがセンシの斧に舌を伸ばす。

センシの斧の持ち手に絡む舌と引っ張り合いをするセンシ。

「手を放しちゃだめ!」

「耐えろセンシ」

センシの両脇からライオスとマルシルが斧をとられないように引っ張り合いに協力する。

大ガエルの舌の力は相当なものらしい。

大苦戦の一行。

「まっ魔法……」マルシルが震えながら片手を大ガエルに向けてかざす。
「こっこの距離なら当たっ…」

「よせ近すぎる!」ライオスが止める。

(まずいぞこれ)
膠着状態を見て頭を働かせるチルチャック。
(どうする……)

ハッ

何かに気づくチルチャック。

(罠)

大ガエルの真横あたりの壁に不自然にテンタクルスが生えている。

(恐らく罠の射出口に根ざしている)

(あれを取り除けば罠を起動できる)

(が……どうやって引っこ抜く?)

(直接触れれば手が爛れる)

天井から垂れているテンタクルスが大ガエルの頭に乗っているのを見て、気づくチルチャック。

頭をフル回転させているチルチャック。

頼もしい。

今回のエースとなるか。

「ライオス」
「大ガエルはなぜテンタクルスに触れても無事なんだ!?」

一瞬停止するライオス。

「え!?」

「さぁ……」

「そういう体質なんじゃないか!?」叫ぶように言うライオス。

(――ッの野郎……)バンバン階段を叩くチルチャック。
(そこは特に知識がないのかよ!!)

「子供の好奇心は時を選ばぬのう……」と恐らくセンシがチルチャックにつっこむ。

せっかくひとり、頭をフル回転させていたのにそれは理不尽(笑)。

ライオスも肝心な知識は無いのが笑える。

興味があることだけなんだろうな。それでも結構いろんなこと知ってるように思えるけど。

(もういいっ)

先ほどマルシルが頭をふっ飛ばした大ガエルの表皮をナイフで削ぎ、それをぐるぐる手に巻き付け紐で固定するチルチャック。

斧を奪おうとしている大ガエルに近づいていくチルチャック。

「チルチャック……!?」とマルシル。

チルチャックが壁に生えているテンタクルスにゆっくり手を伸ばし、ギュムと掴む。

(痛くない……!)
(いける!)

チルチャックがグッとテンタクルスを引っ張る。
(あれ!?)
(抜けね)
両足を壁につけて踏ん張って引っこ抜こうとするも抜けない。

その様子を見た大ガエルが突如センシの斧から舌を離す。

勢いで後ろに転げるセンシとライオスとマルシル。

必死にテンタクルスを引っ張っているチルチャックの背後から大ガエルが近づき、ばく、と頭からかぶりつく。

「チルチャック――!!」

ライオス、マルシル、センシが叫ぶ。

頭が丸ごと大ガエルの口に入りながらもテンタクルスを引っ張るチルチャック。

これは大ピンチ。

大ガエルに歯は無いと思うけど毒や消化液がありそう。

早く助け出さないとチルチャックが危ない。





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引っ張られたテンタクルスが入り込んでいる罠の機構からテンタクルスがスルンと抜ける。

ゴリゴリゴリ

ガガガ

ギャルギャルギャル

罠が作動し、壁から矢が飛び出す。大ガエルの頭部に見事当たる。

仰向けに倒れた大ガエル。

「うわああチルチャック――」とライオス。

センシが大ガエルの口を開き、ライオスとマルシルがチルチャックの足を引く。

顔の青ざめたチルチャックがゲホゲホと席をしながら出てくる。

ナイスチルチャック。素晴らしい根性で罠を作動させた。

顔が青いのは酸欠か?

「手を見せて! 治療する!」チルチャックの手を見るマルシル。

「あれっ無傷だ」
手に纏っていたカエルの皮を外すと大ガエルの血で汚れているだけで傷はない。

「なるほど 大ガエルの皮を手に巻いたのか」大ガエルの皮を手に言うライオス。

「頑張ったなー」とマルシル。

大ガエルの皮をジッと見るライオス。
「チルチャック」
「これすごくいいアイディアだ」

ライオスの良い表情。

今回の話はチルチャックがエースだ。

大ガエルを解体して皮を肉から剥がし、乾かす。

身体を採寸し、大ガエルの皮を裁縫。

なるほど、テンタクルスから身を守る防護服を作るわけだ。

テンタクルスを料理しているセンシ。

テンタクルスの皮を剥いて先端は切って避けておく。

茹で上がったら潰して小麦粉と混ぜて棒状に。

適当な大きさに切って再びゆで、オリーブオイルと調味料、大ガエルからとれたもも肉を一緒に炒めてテンタクルスのニョッキ。

「完成だ――」ライオスとセンシが叫ぶ。

(ああああああああ)
頭を抱えるマルシル。
(も――――――)

魔物食+魔物服でマルシルがブチ切れ(笑)。

マルシルからしたらいい加減魔物にうんざりなのに、まさか衣食住のうち、食だけではなく衣まで魔物が入り込んでくるとは思っていなかったのだろう。

「ひとりずつ持ってこい」怒るマルシル。
「どっちかをやめさせるか迷ってるうちに完成したわ」

どっちに文句言おうか考えてたら終わってたと(笑)。

笑える。

「まあまあ着てみてくれよ」とライオス。

「そうだそうだひと口だけ食べてみろ」とセンシ。

「ひとりずつと言ってるでしょうが」とつっこむマルシル。
「本当に安全なのかも怪しいし」

ヒソヒソ話すライオス、チルチャック、センシ。

「マルシルがこれを着たら……」真剣な表情のライオス。
「すごくかわいいと思う!」

「……」目を閉じて何かを考えている様子のマルシル。
「……」

結局全員カエルスーツを着用。

「かわいいかわいい」

「色がよく映えてる」

「耳の辺りがカエルらしいシルエットになってイイね」

真顔のマルシル。

「とっとと行くぞ」先行して階段を下りていく。

「はい」素直なライオス。

この流れ(笑)

マルシル、チョロくてかわいい。





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降りていくとそこはテンタクルスの海。

そっ、とテンタクルスに触れるライオス。

「うわー気持ち悪い気持ち悪い」相当いっぱいいっぱいな様子のマルシル。

「すごいぞ全然痛くない」良い笑顔のライオス。

「奇麗だなあ……」様々なテンタクルスを見て思わずライオスの口からこぼれる。

ライオスやべえ(笑)。

センシの作ったテンタクルスのニョッキを食べながら一行はテンタクルスの海となった階段を下り進む。

一番下にたどり着くと、そこにはケン助とマルシルの杖。

「あっ」

「ケン助!!」

「よかったあー」

マルシル、カエルスーツのフード部分を脱ぐ。

「あ! 見て!」外を指さすマルシル。
「城下町……」
「ここもう5階だよ!」

町には誰の影もなく、慌てて逃げ出した様子がうかがえる。

「やはりオークの話は本当らしい」とライオス。
「間違いなくこの近くに炎竜がいる……」

「いつでも戦えるよう気を付けて進もう」引き締まった表情のライオス。

「うん……!」同調するマルシル。

いよいよ辿り着いたわけだ。

気合が入る。

「……あれ?」
カエルスーツを脱ごうとすると何かに気づいたマルシル。

大ガエルの血が固まり、来ている服にくっついているという。

「そう 十分に皮をなめす時間がなかったからな」とライオス。

「え!? ちょっと……」カエルスーツを引っ張るマルシル。
「脱げなくない これ」
「このまま竜と戦うの?」青ざめるマルシル。

「…………」目を閉じ、神妙な表情のライオス。

「どんな顔でファリンと再会すればいいの!?」ライオスの胸倉を掴むマルシル。
「ねえ!!」

「………」ただただ目を閉じて沈黙するライオス。

「おい!」

笑える。

カエルスーツはRPGで言う呪いのアイテムになったとか(笑)。

ともあれ見事に可能な限り最短のルートを通って、炎竜のいるとされるフロアに辿り着いた一行。

無事ファリンを助け出すことができるのか?

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