ダンジョン飯 第19話 テンタクルス ネタバレ 考察 感想

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第19話 テンタクルス

偶然出会ったかつての仲間ナマリのパーティにいたのはマルシルのケガを治せる学者タンス。
しかし治す見返りを用意できないライオス。果たしてマルシルは治してもらえるのか。
前回仕留めたケルピーを階段の一番下で食すライオス一行。

ハッと足音に気づくチルチャック。

「5人ほど…武装してる」

相手方もこちらに気づき、近づいてくるという。

「――驚いたね 本当に肉を焼いてるぜ」

「地上に戻れない罪人の類じゃないだろうな」

大きな声で返答するライオス。
「ただの野営中だ こちらに戦闘の意思はない!」

「んん?」話している眼鏡をかけた老人を掻き分けて来る何者かが続ける。
「待てよ その声……」
「うわっやっぱり」
「ライオスじゃねーか!」

「ナマリ!?」

「知り合いか?」とナマリに問う老人。

前の仲間、と返すナマリ。

ファリンが食われた後、パーティーから抜けたメンバー。

食うためにはしょうがないけどね。

「よっ久しぶり」
手を上げてライオス一行に近づいていくナマリ。
「つっても1週間ほどか」

今の雇い主であるタンス夫妻を紹介するナマリ。

「どっかのお抱えの学者らしくてね」
「金払いがすごくいい」

「あっちは双子のカカとキキ」

「ナマリあなた…」マルシルが起き上がりながら言う。
「ファリンを見捨てておいて……」

見捨てた?とそれは的外れだという顔をするナマリ。
「タダで死地に付き合えと言われたのを断っただけだろ」

「こっこの……」
ガク、とうつ伏せに倒れるマルシル。
「……う」

マルシルはファリンが好きだから金なしでも動けるけど、他の人はね。

ナマリの対応は別段間違ったものでもひどいものでもない。

「マルシル安静に」声をかけるライオス。

「おいおい」心配そうな顔をするナマリ。
「無理すんなよ」
「お前らに何かあっちゃファリンも悲しむぜ」

「そうだ」はっとするライオス。
「そちらに治療師はいるか? 仲間の治療を頼みたい」

「見返りは?」とタンスに問われ、慌てるライオス。

「ケルピーの肉……」

いらんわ、とタンスに一喝されるライオス。

やはり他のパーティーには魔物食では交渉の材料にならないよなぁ。

ライオスのずれっぷりが笑える。

「行くぞナマリ」先に進もうと促し、歩き始めるタンス。
「迷宮内での施しは足元をすくわれる」

まったく、とライオスたちを見るナマリ。
「途中にあった死体でも自分の蘇生代くらいは持ってたぞ……」

荷物は全部炎竜との戦いで失ってしまったからね。

所持金半分どころか無一文だからRPGより厳しいよ。





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「この先に進むのか?」ライオスが問う。
「ウンディーネが徘徊してる 危険だ」

「ウンディーネ……?」ちら、とマルシルを見るタンス。
「ははぁ 水の精霊を怒らせたか」
やれやれという顔をするタンス。
「ふん」

「見くびるな」不敵な笑顔を見せるタンス。
「我々ノームは古代より神々や精霊らと共に生きてきた」
「我々にとって精霊は隣人であり恐れるべき存在ではない」

ウンディーネのいるところまで辿り着いたタンス一行。

「ウンディーネ!」両手を広げて呼びかけるタンス。
「偉大なる水の精霊よ」
「わが声に応えたまえ」

ぷく、とウンディーネの所々が膨らむ。

「――だめだこりゃ」ナマリの後ろに隠れるタンス。

ん?と事態を理解していないナマリの頭をウンディーネのレーザーのような攻撃がチュン、と吹き飛ばす。

「タンスじーちゃんっ!!」カカとキキが叫ぶ。

ナマリの足を引きずって、おう片方はナマリの荷物を持って逃げるカカとキキ。

後ろではレーザー攻撃を連発するウンディーネ。

ナマリがあっさり殺されてしまってショック。

タンスはナマリを盾にした。だから報酬が高いわけか。

ライオス一行の元まで戻ったタンス一行。
「だめだったわ」

キキとカカはぜーはーと方で息をしている。

「ナ ナマリー」ライオスが叫ぶ。
「ナマリが死んでしまった」

あー、と耳を搔きながら「すぐ治るわい」とタンス。

タンスは、仰向けになったナマリの死体の前で手をかざし、額の穴に術をかける。

穴にナマリの顔に垂れていた血が戻っていき、傷もふさがっていく。

虚ろだった目にフッと力が戻る。
タンスの胸倉を掴むナマリ。
「このクソジジイー!」

「いつもいつもあたしばっか盾にしやがって!!」怒るナマリ。

「そのためにお前にゃー高い金を払っとる!!」言い返すタンス。

まぁ、タンスの言うことには筋が通っている。

「蘇生術か……」センシが口を開く。
「魔術の中でも特に好きになれん」

「蘇生には反対なのか?」センシに問うライオス。

「見ていて気持ちのいいものではない」眉を顰めるセンシ。
「死者は生き返ったりしないものだ」

「迷宮の外ではそうだが」ライオスが答える。
「ここでは普通のことだ」

「普通ではない」
「普通ではないぞ ライオス」

センシがかっこいい。

「その通り!」強い口調でタンスが同意の声。続ける。
「この迷宮には非常に強い術が張られている」
「人の魂を肉体に束縛する」
「おかげでどれほど肉体が傷つこうが魂は解放されず損傷さえ戻れば元通り」

怒り狂って、タンスに食ってかかろうとするナマリを制止するカカとキキ。

「わしが思うにこれは」
「死んだ者が生き返っているのではない」
「ここでは死自体が禁じられているのだ」

なんともおぞましい呪いだ、とタンス。

中々重要な情報だと思う。

なぜ死が禁じられているのかなど、ストーリーを進展させていく謎に繋がっていくからだ。





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さておき、と話題を遷移させるタンス。
古代魔術を研究しており、付近にある魔方陣の調査にきたことを告白する。
護衛が足りないので調査を手伝ってくれればマルシルの治療を引き受けるという交換条件を提示されるライオス。

ナマリの方をちらと見てから、わかった、と了承するライオス。

マルシルを治療するということももちろんだけど、比較的過酷な使われ方をしているナマリを手伝う意味もあるんだと思う。

ライオス優しい。

塔の地下と対面の塔の二か所を調査するという。

対面の塔を先に済ませたかったがウンディーネが邪魔なので先に現在地の塔を済ませるというタンス。

何かあった時のため、と夫人を残し、ライオス一行もマルシルとチルチャックを残すことに。

タンスとライオスとセンシ、ナマリ、キキとカカが調査に行くことに決定。

「具合はどうだマルシル」マルシルの表情からダメだと察するライオス。
「もう少しだけ辛抱してくれ」

階段を下りていく一行。

このあたりだ、と立ち止まるタンス。
「エルフ文字か……酷い癖字だな」

壁の文字を読むタンス。壁に這っている根が邪魔だとタンスは3人に伐採を頼む。

根を切り払っていく3人。

ライオスのケン助を見るナマリ。
「ライオスお前」怪訝そうな顔をして続ける。
「相変わらず気味悪い剣使ってんな」
「前々から言ってるけど」

「買った物を使えだよな わかってる」
先を言う前にライオスが言う。

「ドワーフが打ったやつをだぞ」ライオスを指差すナマリ。
「ハーフフットが店番してるような所はやめろ」
「鞘を使い回すな!」

やばい、という表情のライオス。

「それから……」センシを見るナマリ。
「あんたもたまには武器を手入れしろ!」
「斧が可哀想だ」

「今 うるさいと思ってるだろ」ライオスを見るナマリ。

「いや 武器の扱いに関しては誰よりも信頼してるよ」

一流の職人は道具の手入れも一流。

ライオスは良いものより興味を持った面白いものを選ぶんだと思う。

カタ、というケン助の震えをライオスが感知する。

「下がって」手を真横に出して階下への道を塞ぐライオス。

「どうした?」ライオスにタンスが近寄る。

「魔物が潜んでる」

「では倒せ」

「何がどこにいるのかわからない」

あ!? と、ライオスに詰め寄るタンス。
「ではなぜ魔物がいるとわかる」

「な なんとなく」

「なんだそれは!?」

「タンスさん」
ナマリが真面目な表情で言う。
「こういう時のライオスの話は信じたほうがいいぜ」

これはケン助のおかげだけど、ナマリの言い方だとケン助を拾う前からライオスは危機察知能力が高かったということか。

「根拠のない話に付きあっとれん」
キキに目配せするタンス。
「潜んでいるなら引きずり出せばいい」

ボウガンを階下に打ち込むキキ。

何も起こらないのをボウガンに矢をつがえながら確認しているキキの死角から首に向けて根が伸び、ひゅぱと絡みつく。

ギュン、とすごい勢いで上に引っ張られるキキ。

矢がこぼれ、新たに上半身をさらなる根に絡みつかれ、バタバタする。

「はぁ~~なるほど触手生物(テンタクルス)ね!」興味深そうに見ているライオス。

納得してる場合かっ、とつっこむナマリ。

バタバタしていたキキの足が沈黙する。

「わあーっ」本を落とし、取り乱すタンス。
「キキ キキ 大丈夫か!」





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うへぇ、と見上げるナマリ。

これは首吊りだな。キキは大丈夫か。

孫がやられてさすがに取り乱すタンス。

「キキ!」
焦るタンス。ライオス達に激を飛ばす。
「おい 何をしてる 早く魔物を殺せ!」

「いや武器届かないでしょ」冷静に言い返すナマリ。

「早くなんとかしろ!」

ライオスを見るナマリ。
「わざと捕まって懐に飛び込むってのは?」

「テンタクルスは刺胞植物だ」ライオスが続ける。
「触手が皮膚に触れると毒棘が射出され身体は麻痺する」
「捕われればこちらが命を落とす可能性の方が高い」

「死んでも生き返らせてやる」と必死に言うタンス。

「あのな……」と言い返そうとするナマリ。

わかった、とセンシを見るライオス。
「では俺が行こう センシ兜を貸してくれないか」
センシが脱いだ兜をかぶる。

ライオスかっこいいね。

ナマリを制し、自ら行くとは。

兜がしめっているのはしょうがない(笑)。

「おいライオス……」ナマリがライオスに声をかける。
「やめとけって 蘇生術の成功率は信用できねーぞ」

「大丈夫だ」
疑いの無い眼をナマリに向けるライオス。
「俺が信じているのはセンシとナマリだから」

一瞬停止して、どういう意味?とセンシに問うナマリ。
わからん、とセンシ。

誰も理解していないのによっしゃとテンタクルスに近づいていくライオス。

かっこいいけど、大分ひとりよがりなんだよなぁ。

正直危なっかしい。

「おらっ こっちだテンタクルス」石を投げるとテンタクルスがぞろりと動き、あっという間にライオスを掴み、キキと同じ要領でビュン、と勢い良く吊り上げられる。

何ワクワクしてる。そんな場合じゃないだろ(笑)。

ライオスは面白いなぁ。

服の上から刺されるライオス。腕に力が入らなくなっていく。
致命傷を与えるのは無理と悟り、死力を尽くしてキキを捕える触手を切ろうとする。

「何やってんだよライオス」ナマリが呼びかける。
「胴体を狙え 胴体を」

「切れた!!」ライオスがテンタクルスを切る。

反応するセンシ。何かがポロリと落ちて来るのをスライディングキャッチする。

キャッチしたもの、それはキキの使っていたボーガン。

センシはボーガンに絡んでいた触手をブチブチと掃除し、ナマリに投げて渡す。

くそ、そういうことか、とライオスに求められていた仕事を理解したナマリ。

(一番厄介な仕事ふりやがって)

テンタクルスに狙いを定めるナマリ。

一気にテンタクルスが脱力し、キキとライオスが落ちてくる。

キキ! と走って近寄るタンス。

ナマリは武器に関してうるさいけど、ボーガンの扱いにも長けているのか。

一発でこれはすごい。





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「ライオス大丈夫か!?」ライオスに駆け寄るナマリ。
起き上がったライオスの顔を見て青ざめる。
「……ではなさそうだな」

マルシル達がいるエリアに戻る一行。

ライオスはナマリの肩を借りている。

その様子を見て「えっ」驚くチルチャック。

マルシルの隣に仰向けに寝かされるキキ。

「まあまあキキ?」タンス夫人が近づく。
「一体どうしたの」

タンスが「今すぐ治してやるからな」と寝ているキキに手をかざす。

腫れあがっているキキの顔。

「ううむ これはちと厄介だな」

「すまん 少し時間がかかるぞ」針を持つタンス。

おかまいなく、と答えたライオスの顔を間近で見て「ひっ」と驚くチルチャック。
「なんかいつもと顔が違わない?」

眼鏡を外したあとの藤子作品のキャラみたいな目になってる(笑)

(3_3)

↑こんな感じ(笑)。

「テンタクルス刺されだ」愛読書を開くライオス。
「少し待て 種類を特定する」

「これはどうしたらいい?」テンタクルスを持つセンシ。
何握りしめてんだ、という問いに「ちぎった際手が麻痺してとれなくなった」と答える。

「ノームみたいな手になってんぞ」とナマリ。

「見せて」と見えてるのかどうかわからないくらい目元も腫れているライオス。

アイビーテンタクルスと特定。
酢で洗えば刺胞の動きをいくらか抑えられるとナマリに指示。
テンタクルスの種類によっては逆効果なこともあると注意を促す。

断面に十字の切り込みを入れてバナナの要領で皮をむくことで刺胞を取り除くとテンタクルスの酢和え。

割とうまいらしい、というライオスにふざけてんのか?と真顔のナマリ。

「いやこれは」ナマリに手のひらを向けるライオス。
「単なる豆知識として……」

「それしか方法がないのならば仕方ない」センシが動じることなく言う。

えっ?と反応したナマリ。

手の中のテンタクルスにぱくつくセンシ。

なるほど悪くはない、とセンシ。
「ちゃんと調理すればもっとうまくなる」

「俺にも食わせてくれ!!」欲望を隠さないライオス。

ドン引きのナマリ。

ライオスの魔物食への欲望はすごい。

仕方なく、じゃなくて本当に食べたそうで笑える。

む、これは、と食べながら感想を考えているライオス。
「箇所によって味が違う気がする!」

「さすがに気のせいだろ」とチルチャックからつっこみ。

いや本当だって、食べてみろ、とライオスとセンシから猛烈に勧められて食べるチルチャック。

「酢の味しかしない」

「マルシルも食べてみるか?」フォークで刺したテンタクルスをマルシルの口元に差し出す。

え? 何? とよくわかっていないマルシル。
食べて一言「すっぱい」。

「何このねっとりした……」微妙な表情のマルシル。
「何これ?」

一行のやりとりを見て引いているナマリ。

マルシルの問いには答えない一行。

おい(笑)。

マルシルに答えてあげたらいいのに。

いや、ショックで死ぬかもしれない。





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「ほらナマリも」テンタクルスを勧めるライオス。

わかった里芋だ、と似たものを思いつくセンシ。

ここ、ここがおすすめとナマリに指で指示してあげるライオス。

「いやいやいらねえよ!!両手を突き出して拒否の意思を示すナマリ。
「こっちは食い物に困ってないから!」

「うまいのに」唇を尖らせるライオス。
「うまくはないが」とセンシ。「調理の余地はある」。
「香辛料を使えば生臭さも消せるし野菜との相性も悪くなさそうだ」

「煮込むか潰して焼くか」

「いいねぇ」

「……」
やりとりを見てただただ引くナマリ。

ナマリは引き過ぎ(笑)。

ただ、この世界ではそれが普通の反応なんだろう。

テンタクルスの毒にやられていたセンシの手からテンタクルスがスルリと落ちる。
「とれた!!」

よろこぶライオス。無表情で拍手するチルチャック。引くナマリ。

「すまんかったな」ライオスに呼びかけるタンス。
「治療してやろう」

「助かる」マルシルを指さすライオス。
「では彼女から先に頼みたい」

マルシルの額に手をかざすタンス。

マルシルの左胸の穴、左足の穴が癒されていく。

目を開くマルシル。

「あーーっ」上半身を起こし、伸びをするマルシル。
「健康な状態って最高……!!」

「ありがとライ……」腫れあがったライオスの顔を見るマルシル。
「むふっ何その顔」

「礼ならナマリに言ってくれ」とライオス。

「え」

「すばらしい射撃の精度だった」センシが感心する。
「一本の矢で倒すとは!」

「ナマリがクロスボウの扱いも上手でよかった」と無邪気なライオス。

「いや……はじめて触ったんだけど」と引き気味のナマリ。

「え」
自らの額に矢が刺さる想像をして青ざめるライオス。

ライオス、かっこいいと思ったらバクチだったのかよ。

危なっかしいなぁ、

「…………」あきれた様子でしばらく沈黙するマルシル。
「……ナマリ」
「力を貸してくれてとりあえずありがとう」
「ファリンのことはさておき」

「どういたしまして」言い返すナマリ。
「タダ働きと比べりゃ身の入り方も違うってもんよ」

にらみ合うマルシルとナマリ。

まあまあふたりとも、とふたりを制するライオス。
「もう済んだことじゃないか」

「済んでないし!」とマルシル。
「そもそもなんでお前が」とナマリ。
「一番他人事みたいな顔してんだよ」とチルチャック。

「もうっ信じられない」

「あんたがリーダー? 大変だな」とタンスに同情されるセンシ。

ライオスが全方位からメッタ打ちで笑う。

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